B4自己紹介3回目!!
- kobayashilabst
- 2024年6月4日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
B4の真﨑琉維です。
小林研究室に配属されてから、研究以外にも、小学校でのサイエンスイベントなど、様々なことを経験し、充実した一年間を過ごせました。 小林研究室にはブラックホール班、宇宙論班、流体班、数理物理班の4つの研究班がありますが、私は数理物理班に所属して昔から興味のあったブラックホールについて勉強しています。
私が勉強していることについてもう少しだけ詳しく書きます。
相対性理論では宇宙は連続で滑らかな構造をしていると考えて議論を進めています。しかしながら、これまでの研究で、ブラックホールなどのエネルギーの高い場所では空間の有効次元が低下していて、空間が離散的になっている可能性が示唆されています。先ほど述べたように、相対性理論では滑らかな構造を仮定しているので、微分方程式が登場しています。しかし、空間が連続でなく、離散的である場合においては、微分を定義することができません。そこで、微分とは異なり、有限の間隔で定義される「差分」を用いて、微分方程式を差分方程式に書き換える必要があります。そこで私は、時空の形についての微分方程式である、Einstein方程式を差分方程式に書き換えたときに、どのようなブラックホールが考えられるのかについて調べたいと考えています。今はその第1段階として必要な数学について勉強している段階です。 道のりは長いですが、頑張って進めていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!次回のブログもお楽しみに!

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